もっと若い女性に囲碁の楽しさを知ってもらいたい!匠に学ぶ:匠講師 あかり(若手女性囲碁インストラクターの次世代囲碁教室-あかりの碁-)
---なぜこの仕事を選んだでしょう?
中学一年生の頃から囲碁のアマチュアの先生に教えて頂いてました。
今想えばこの頃には囲碁で食べていくと思いが強く、覚悟はできていましたね。
その時からプロになりたいと思い囲碁を習い始め、大学に入ってからはプロの先生の元へ弟子入り。
大学生の就活時にはゼミの先生に「就活だけはしてくれ」と怒られていました。
私は真剣に囲碁の世界で生きていくことしか考えてなかったのでゆらぐ事はありませんでした。
囲碁の世界ではプロになれる年齢制限があり、23歳までという制限がありました。
その試験には間に合わずプロが無理でも囲碁に貢献できることを模索するうちにインストラクターの道を歩む事に決めました。
---この技術は誰から学びましたか?
中学の時に弟子入りしたアマチュアの先生から私のキャリアがスタートしました。
大学時代はプロの先生に弟子入りしました。
当時を振り返ると負けて悔しい思いをした記憶がよみがえります。
競技人口は年配の方が多く女性で若い棋士は特に下に見られることが多かったです。
勝つと嫌味を言われたり心無いこともいわれたりしました。
ただただ噛みしめるしかありませんでしたが、コツコツ実力がついて初段になった頃から周りの状況が変わってきました。
初段になると勝率も上がり目立ってきて若手女性棋士が少ないという事もあり記事で取り上げて頂くことも増えてきました。
囲碁の世界は完全な実力世界で心が強くなければ上がっていけない世界です。
今思えば負けない強い気持ちはこのころに身についたのかもいしれません。
子どもの大会もあり小学校1年生からでも参加できるので是非小さなうちに囲碁に触れて頂きたいです。
---この仕事で難しい事は?
生徒さんごとにいろんな年齢の方に合わせてご指導させて頂いてることです。
外国の方も含め、日本人の方でも単語一つでも変わりますし、取得された段によっても技術をわかりやすく伝えることができるように努めています。
---ある程度身につくのにどれくらいかかりますか?
初段になるのに大人の方で3年
小1でセンスのいい方で1年で
---匠自身がどのようなシーンで仕事が役にたちましたか?
地位や年齢とわず囲碁をされてる方と気軽にお話ができます。
目上の方や外国人の方とや市長さんとも親しくさせて頂いています。
対局の中では私語は基本的になしですが勝った負けた関係なく対局が終わればすごく仲良くなれ、対局には一つのドラマが生まれます。
その為、IT関係の企業様にはチームワーク向上や思考力向上で企業研修でと取りいれて頂いている会社さんもあります。
囲碁では思考力・ロジカルシンキングなど脳にいい影響があるお話はよくニュースで取り上げられたりしていると思います。
ロジカルに考える事ができたりコミュニケーションツールになったり。
記憶力が上がったりするなどのほかに先を考えて行動するようになる先を読める相手の距離感を測ったり、気遣いができる訓練にもなります。
感情的ではなくなりました。
個人的には時代的にもお見合いや婚活にもいいと思っています。
---時代に合わせて変えているところはありますか?
業界的には昔からあまり変わってないと思っています。
まだ囲碁をご存知ない若い方から年配の方まで初めて囲碁に触れる機会をいインターネットやSNS・動画などいろんな形で作っていきたいと思っています。
囲碁でインスタ映えする事も常に考えています。
---匠にとって囲碁とは何ですか?
囲碁があるから自分がある。囲碁は人生。
囲碁は自分自身命の次に家族と同じくらい囲碁が大事です。
それくらい大事な囲碁をいろんな人知ってもらいたいです。
囲碁人口は現在250万人と言われ10年前は650万人もいたといわれています。
もっと若い女性に囲碁の楽しさを知ってもらいたい!
私が過去に病気で入院した時に10日間、人生を見直した時期がありました。
病院のベッドの中で頭の中をぐるぐる思考が巡るうちに、やはり私には囲碁しかないという思いだけが強くなりました。
るろうに剣心が好きで居合も段をとるところまで進みました。
囲碁も武道も強くなる事しかないと思っていましたが囲碁を通して分かった事・成長できたこと・身についた事がたくさんあります。
現代では囲碁を知ってもらう方法もインターネット・スマートフォン・SNSの普及によりいろんな方法があると思います。
私はこれからの時代を作る若い世代の方から現代社会をけん引する経営者、
またその会社の従業員ささんの方などいろんな方に囲碁を知って頂き、
囲碁を通して感じてもらったことを仕事やプライベートに生かして頂き社会に貢献できるのではと考えます。
是非、小学校1年生くらいの子どもさんや大人の方まで最初は一緒に楽しんでいただき、歴史ある囲碁の奥深さを体感してください。
私が死んだあとでも囲碁が長く受け継がれる事に一役担えたらと思っています。
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